希少 野生のキノコと同じ自然環境の中で育つ「原木栽培」。乾燥椎茸販売を開始しました。【農林水産大臣賞受賞】
今回お届けするのは、熊本県多良木(たらぎ)町の山間部、槻木(つきぎ)地区で落合さんが原木栽培で育てた「しいたけ」です。
国産の原木栽培しいたけ自体、かなり貴重なもの。
その中でも全国品評会で1位に輝いた経歴をもつ逸品です。
厳しい環境の中、多良木の森の栄養をたっぷり吸収した「しいたけ」は、芳醇な香りがひときわ。また、肉厚プリプリなカサには、旨味たっぷりの肉汁が凝縮されています。
原木栽培で育てられたしいたけは絶品ですが、かなりの時間と手間と労力がかかるため、国内では約10%ほどしか生産されていません。
また自然が相手なので、その時々の自然環境によっては、不作だったり災害被害に合ってしまったりと、数量が安定しないことも。
今では、施設などで安定的に生産する「菌床栽培」に切り替える農家さんが多い中で原木栽培にこだわって栽培された椎茸を乾燥し、全国にお届けします。
乾燥椎茸の戻し方
①軽くゴミをとる程度にしいたけを流水で洗い、容器に入れます。
容器は密閉性の高いタッパーやファスナー付きの密封袋などがおすすめです。
②しいたけを容器に入れたら、しいたけがかぶるくらい、ひたひたに水を入れましょう。
このとき、ぬるめの水はNG!約5℃くらいの冷たい水を入れてください。
冷水で戻した場合は吸収も良く、しいたけ特有のうまみ成分であるグアニル酸が 沢山出てきます。
③6〜7時間くらい冷蔵庫に入れ、じっくりと戻していきます。旨味成分を存分に引き出すためにもやはり一定の時間をかけることもポイントの一つになります。
しいたけには旨味成分のグアニル酸をはじめ、免疫力を高めるレンチナン、食物繊維など体にいい栄養素が豊富です。
しいたけ自体はもちろん、その栄養素は戻した際の「戻し汁」にも含まれています。しいたけ特有の香りと旨み、栄養が凝縮された戻し汁は最高のだし汁に。お味噌汁や煮物など幅広くお使いいただけます。