こめたらぎ
人と時の恵み。数百年にわたる挑戦の歴史を紡ぐお米『こめたらぎ』
奥球磨、雲海に包まれる美しい山里、多良木町。
荘厳で豊かな自然に恵まれながらも、数百年前まで、この地での稲作には大きな壁がありました。
川はあれど、すぐに人吉盆地の底を流れる球磨川に水は注ぎ、田を十分にうるおわせることができなかったのです。
しかし、環境とは自然から与えられるだけのものではありません。
地域の生活に欠かせないお米を、この地でも収穫したい。未来のふるさとのために、子どもたちのために。
鎌倉時代から江戸時代へ渡る膨大な歳月をかけ、百太郎溝、幸野溝という、他に類を見ない大規模な灌漑(かんがい)水路を完成させました。
命を賭して難工事を成し遂げた先人たちの情熱は、現在も多良木の農家に受け継がれています。
より美味しい米を作るための挑戦に時を超えて取り組み続ける。過去、現在、未来をつなぎ、これからも進化を続ける米作りが、ここにあります。
粒張りが良く、極良食味の「にこまる」品種に限定して作ったのがこめたらぎです。化学肥料を一切使わず、統一した有機肥料を使用しています。
稲の健全な生育の為、化学的根拠に基づいた栽培管理を行っています。
タンパク質含量7%未満、更にふるいにかけ、一粒一粒の大きさが1.9mmのものだけを選んでいます。
こだわりのお米を是非ご賞味下さい。